国営昭和記念公園は、桜の名所で、お花見シーズンにはたくさんの人が訪れます。
そこで、今回は、昭和記念公園での桜のお花見に関して、次のようなことについてまとめてみました。
\混雑回避できる穴場を探せる!/
昭和記念公園の桜花見の場所・エリアはどこ?地図で確認
引用元:昭和記念公園公式サイト
国営昭和記念公園内には、31品種、1,500本ほどの桜が植えられています。
- ソメイヨシノ
- オオシマザクラ
- ヤマザクラ
- サトザクラ
- シバザクラ
- シダレザクラ
- カワヅザクラ
- ヤエザクラ
- ヨウコウザクラ(陽光桜)etc.
そして、桜のお花見におすすめの場所・エリアは、次の2か所です。
- 桜の園
- 花木園「旧桜の園」
それでは、それぞれ、見ていきましょう。
桜の花見におすすめの場所①:桜の園
まず、1つ目のおすすめの場所は、“みんなの原っぱ”の北側に位置する“桜の園”です。
およそ200本ほどの、ソメイヨシノが植えられていて、樹齢50年を超える大木も多く、満開の桜が眼前に広がる景色は、素晴らしいの一言に尽きます。
また、“みんなの原っぱ東花畑”には、菜の花がたくさん咲いているのですが、そこから、“桜の園”を見渡すと、黄色とピンク色のコントラストがとても美しいんですね。
“桜の園”には、ベンチも置かれていますが、シートを敷いて、お花見することもできます。
ゆっくりお弁当を食べながら、桜のお花見をするのに、絶好の場所です。
桜の花見におすすめの場所②:花木園|旧桜の園
次に、2つ目のおすすめの場所は、花木園の“旧桜の園”です。
園内を流れる残堀川沿いに、およそ700本ほどの桜(ソメイヨシノやヨウコウザクラなど)が植えられています。
残堀川に架かるふれあい橋から眺めると、残堀川に沿って、ソメイヨシノの淡いピンク色と、ヨウコウザクラの鮮やかなピンク色、レンギョウの黄色とのコントラストが、息をのむほど綺麗なんですよね。
ふれあい橋やさくら橋は、美しい桜の写真撮影スポットとして、おすすめの場所です。
昭和記念公園の桜花見の場所取りは必要?混雑状況は?
国営昭和記念公園で桜のお花見をする際に、場所取りは必要なのでしょうか。
この点、昭和記念公園の“みんなの原っぱ”は、約11ha(ヘクタール)で、東京ドーム(4.7ha)約2個分の広さです。
そして、その“みんなの原っぱ”の北側に位置する、“桜の園”もとても広々としていて、座る場所もないほど混雑するということはほぼないんですね。
ですから、お花見のシーズンでも、とくに場所取りをする必要はないでしょう。
ただ、
- 大きな桜の木の真下に座りたい
- 絶対に桜の木に一番近いベンチに座りたい
- 大人数でお花見をしたい
このように、お花見をする場所にこだわりがある場合や、広い場所を確保する必要がある場合などは、開園と同時に入園した方がよいかもしれませんね。
昭和記念公園の桜花見の混雑状況は?
昭和記念公園の桜のお花見シーズンの混雑状況は、次のようになります。
平日 | ・12時頃から人が集まり始める ・12時~14時が混雑のピーク |
土日祝日 | ・10時頃から人が集まり始める ・11時~14時が混雑のピーク ・15時以降人が減り始める |
やはり、お昼ご飯を食べる時間帯が一番混雑するんですね。
ただ、お花見シーズンは、春休みの時期に重なるので、平日でも土日祝日のように、混雑する日もあるかもしれません。
混雑を避けたい場合は、なるべく10時頃までに、または、午後15時以降に、訪れるとよいですね。
昭和記念公園の桜花見の場所に一番近い駐車場はどこ?
このように、国営昭和記念公園で桜のお花見をする際に、園内は混雑しすぎるということはないのですが、駐車場はめちゃくちゃ混雑します。
昭和記念公園の公式駐車場として、次の3か所があるんですね。
- 立川口駐車場
- 西立川口駐車場
- 砂川口駐車場
それでは、
これらのことについて見てみましょう。
桜のお花見をする場所に一番近い駐車場はどこ?
昭和記念公園は、東京ドーム(4.7ha)約39個分という広大な土地なので、どこの駐車場に停めるかによって、目的地まで、公園内を歩く距離も異なるんです。
桜のお花見ができる“桜の園”や“花木園”までの、徒歩での所要時間は、次のようになります。
桜の園まで | 花木園まで | |
立川口駐車場 | 徒歩約42分 | 徒歩約23分 |
西立川口駐車場 | 徒歩約24分 | 徒歩約18分 |
砂川口駐車場 | 徒歩約25分 | 徒歩約35分 |
ですから、桜のお花見をする場所に一番近い駐車場は、次のようになります。
- 桜の園に一番近い駐車場:西立川口・砂川口駐車場
- 花木園に一番近い駐車場:西立川口駐車場
なるべく近い駐車場を利用すると、公園内を歩く距離も短くなるので楽です。
ただ、近い駐車場が満車で、遠い駐車場に停めなければならなくなった場合でも、次のものを利用すれば、移動も楽になります。
- レンタサイクル
- パークトレイン
公式駐車場の収容台数は何台?
昭和記念公園の公式駐車場の収容台数は、次のようになっています。
普通車 | 大型車 | 原付・自動二輪車 | |
立川口駐車場 | 1,755台 | 83台 | 70台 |
西立川口駐車場 | 345台 | なし | 40台 |
砂川口駐車場 | 431台 | 10台 | 18台 |
これだけの収容台数があれば、お花見シーズンでも、楽に停められるだろうと思っていると、痛い目にあいますw
お花見シーズンの駐車場は、めちゃくちゃ混雑するので、なるべく早めに到着するとよいですね。
また、お花見シーズンに、確実に駐車したいという場合には、事前に、周辺の駐車場を予約するという方法もあります。
なお、昭和記念公園の駐車場のオープン時間や、駐車料金、混雑状況などについては、次の記事を参考にしてみてください。
昭和記念公園の桜花見の見頃や開花・満開時期はいつ?
ここで、国営昭和記念公園の桜の見頃や、開花・満開時期がいつなのか気になりますね。
この点、昭和記念公園の桜の見頃は、例年では、3月下旬~4月上旬になっています。
2023年の開花・満開時期は、次のようになっていました。
- 開花日:3月17日
- 満開日:3月25日
2024年の開花予想は、次のようになっています。
- 開花予想日:3月30日
- 満開予想日:4月8日
昭和記念公園の夜桜ライトアップはいつ?
国営昭和記念公園の夜桜ライトアップは、いつなのでしょうか。
この点、2019年までは、4日間限定で、桜のライトアップを楽しめる、「夜桜散歩」というイベントが開催されていました。
ただ、2020年~2023年の間は、コロナ禍により、「夜桜散歩」の開催は中止されていたんですね。
そこで、2024年に、この「夜桜散歩」が開催されるかどうかは、まだ発表がないので分からないのですが、
2023年秋には、ライトアップイベント「秋の夜散歩」が開催されたことを考慮すると、2024年の春は、「夜桜散歩」が開催される可能性が高いのではないでしょうか。
2019年の「夜桜散歩」の基本情報は、次のようになっています。
開催日時 | 2019年3月29日(金)~4月1日(月) |
開催時間 | 18:00~20:00(※最終入園19:45) |
開催場所 | ふれあい橋下~さくら橋手前まで、約200mの区間 (花木園「旧桜の園」) |
入園料 | ・大人(高校生以上):450円 ・シルバー(65歳以上):210円 ・小人(中学生以下):無料 |
「夜桜散歩」の開催場所は、花木園「旧桜の園」内、ふれあい橋下~さくら橋手前まで、残堀川沿いの約200メートルの区間になっています。
残堀川両岸から川へ向かって、枝垂れるように咲いている桜がライトアップされて、それそれは幻想的な景色になるんですね。
ここで、「夜桜散歩」の入園は立川口ゲートのみ、駐車場も立川口駐車場のみの利用となっているので、注意が必要です。
また、17時以降は、レジャーシートを敷いて、お花見することは禁止されています。
昭和記念公園の桜花見でお酒や飲食はOK?屋台や出店ある?
国営昭和記念公園で桜のお花見をするときに、飲食をしたりお酒を飲んだりしてもいいのか気になりますね。
この点、公園内で飲食や飲酒をしてもOKですし、お弁当やアルコール類の持ち込みもOKです。
そして、園内での宴会については、コロナ禍により、次のようになっていました。
2020年・2021年 | お花見シーズンは臨時休園 |
2022年 | 園内での宴会禁止 |
2023年 | 4年ぶりに、園内での宴会解禁 |
2024年については、今のところ、お花見で宴会をすることはOKとなっています。
レジャーシートを敷いて、お弁当を食べたり、ビールを飲んだりしながら、桜を観賞できるのはうれしいですね。
ただ、ほかの利用者の方たちに、迷惑をかけない範囲内で、宴会を楽しみましょう。
また、お花見シーズンに、屋台や出店も出ますが、それほど多くはないようです。
とはいえ、屋台や出店だけでは足りない場合でも、公園内には売店やレストランもあります。
昭和記念公園の売店やレストラン
昭和記念公園内の売店は、次の7か所です。
- 立川口売店
- 西立川口売店
- 花木園売店
- 原っぱ南売店
- 原っぱ中央売店
- こどもの森売店
- 砂川口売店
そして、昭和記念公園内のレストランやカフェは、次の7か所になります。
- 総合案内所カフェ
- ぎんなん茶屋
- ふれあい広場レストラン
- レイクサイドレストラン
- 渓流広場レストラン
- 日本庭園呈茶
- オカカフェ
焼きそばやうどん、パスタ、お団子やアイスクリームなど、軽食や飲み物が販売されています。
ただ、お花見シーズンは、混雑する可能性もあるので、混雑を避けるために、あらかじめお弁当などを用意して、持参した方がよいかもしれませんね。
昭和記念公園の桜花見に犬を連れて行ってもいいの?
国営昭和記念公園で桜のお花見をするとき、犬などのペット同伴もOKなのでしょうか。
この点、ペット同伴での入園は、放し飼いにしない(ノーリード禁止)など、のルールを守る限りOKです。
各ゲートで、ペット同伴誓約書に記入し、提出した上で、入園しましょう。
誓約書は、事前に印刷・記入することもできます。
また、ペットの入園料は無料です。
犬などのペット同伴ルールとして、次のようなものがあります。
- リードの長さは2m以内
- 公園内の芝生での糞尿禁止
- ペットのうんちは持ち帰る
- ペット進入禁止区域にペットを入れない
- 1年以内に感染症等の予防接種を受けている etc.
そして、以下の施設は、ペットの進入禁止区域です。
- 日本庭園
- レストラン・売店等の建物内
- こもれびの里 農家エリア
- スポーツエリア
- レインボープール
- 貸しボート
- 遊具
- サイクリングコース
- パークトレイン
ただし、盲導犬・介助犬などの補助犬は、日本庭園やレイストラン・売店などに、同伴することができます。
ちなみに、公園内には、犬のリードを外して遊ばせることができる「ドッグラン」もあるんです。
ワンちゃんがリードを外して遊びたくなったときに、利用するとよいかもしれませんね。
まとめ
というわけで、国営昭和記念公園は、桜のお花見の名所ですが、何しろ広大な土地にあるので、混雑するとはいっても、人がごった返すほどの混雑というわけではありません。
かなりの穴場と言えるのではないでしょうか。
ここで、昭和記念公園の桜のお花見に関することをまとめると、次のようになります。
おすすめの場所 | ・桜の園 ・花木園「旧桜の園」の残堀川沿い |
場所取りは必要か | とくに必要なし |
一番近い駐車場 | ・桜の園:西立川口・砂川口駐車場 ・花木園:西立川口駐車場 |
桜の見頃 | 3月下旬~4月上旬 |
桜の開花・満開時期 | ・開花日:2023年3月17日 ・満開日:2023年3月25日 |
夜桜ライトアップ「夜桜散歩」 | ・開催日時:2019年3月29日(金)~4月1日(月) ・開催場所:ふれあい橋下~さくら橋手前まで |
飲食物の持ち込み | 〇 |
飲酒 | 〇 |
犬などペット同伴 | 〇 |
ただし、お花見シーズンには、昭和記念公園の公式駐車場は、めちゃくちゃ混雑します。
お花見当日に、確実に駐車したいという場合は、事前に、昭和記念公園周辺の駐車場を予約しておくとよいです。
あらかじめ駐車場を予約するメリットして、次のようなものがあります。
昭和記念公園で桜のお花見を、たっぷり楽しめるように、事前に準備しておくとよいですね。
\混雑回避できる穴場を探せる!/